日常清掃サービスの見積り、ここに注意!

日常清掃サービスの見積り、ここに注意!

日常清掃サービスの見積り、ここに注意!

これから清掃会社に日常清掃サービスを依頼しようと考えている方へ 

必ず事前に見積りをもらってください!

サービスを利用する前に、必ず見積書をもらいましょう。後になって想定外の追加料金が必要となったり、清掃内容が思っていたものと違ったというトラブルが起こる可能性があります。そうならないため見積書は必ずもらい、書かれている内容をきちんと理解して納得した上で契約するようにしましょう。

では、清掃会社に日常清掃の見積りをしてもらう時は何に注意すれば良いのでしょう?清掃会社の視点からお伝えしますね。


大前提!口頭ではなく、見積りは書面で!

口約束はトラブルの元となります。
悪意はなくても、言い間違い・聞き間違い・勘違いなど、話が食い違うことは多々あります。きちんと書面にしておけば後で見返すこともできて、間違いが起こりにくくなります。

契約をする前に、清掃内容と金額が書かれている見積書を提出してもらい、内容を確認して納得した上で契約してください。 


見積書だけで判断しない!清掃料金の「落とし穴」とは?

料金が安いほうが魅力的に思えるのは当然ですが、見積書の価格だけで判断してしまうと思わぬ落とし穴があるかもしれません。清掃会社によって、料金の算出方法や見積書の書き方は異なるため、以下のポイントを確認することが大切です。

清掃会社ごとに異なる料金体系

清掃会社によっては、次のような料金体系の違いがあります。
契約前に、各会社の料金体系を理解しておくことが重要です。

  • 清掃1回あたりの価格が決まっている場合:清掃日数に応じて月額料金が変動。
  • 清掃日数に関わらず一定の月額料金が設定されている場合
  • 基本料金にすべてが含まれる場合
  • 基本料金+別途料金が必要な場合

「基本料金」「日常清掃一式」その内容は?

見積書に「基本料金」や「日常清掃一式」と記載されている場合、その内容に含まれるもの・含まれないものを事前に確認しておきましょう。

  • 別途料金が発生する可能性があるか。
  • 別途料金がある場合、その内容と金額

例えば、欄外に「別途交通費」や「土日の清掃は別料金」と書かれていることもあるため、見落としに注意が必要です。

見積書の金額だけでは分からない「隠れたコスト」

見積書に書かれた金額が他社より高く見えても、すべての費用が含まれており後から別途請求がない場合、実際には他社より安くなるケースもあります。そのため、最終的な総コストを比較することが重要です。

【参考コラム】
初めての外注でも迷わない!清掃会社によるオフィス清掃の料金体系


日常清掃の見積り時に伝えておきたいポイント

日常清掃の料金は、清掃内容や頻度によって異なります。そのため、自分が求める清掃内容をしっかりと伝えることが重要です。もし適切な清掃頻度が分からない場合は、清掃会社に相談し、提案をもらうことも可能です。

希望する清掃内容を具体的に

清掃内容を具体的に伝えることで、ミスや誤解を防ぐことができます。
例えば:

  • トイレ掃除は週2回実施してほしい
  • 土日祝日に事務所の清掃を依頼したい
  • 事務所の机拭きと床掃除をお願いしたい

以上のように具体的に伝えられると良いですね。
可能であれば、見積り時に清掃現場を直接見てもらうことで、より正確な見積りが可能になります

オフィスの広さや詳しい状況

「事務所の掃除」と一言でいっても、清掃内容によって料金は異なります。
例えば:

  • 床掃除のみを行う場合
  • デスクの拭き掃除も含める場合
  • トイレ掃除において、個室が1室なのか10室なのか

また、清掃会社のHPに「事務所清掃」の基本料金が記載されていても、オフィスの面積が広い場合には追加料金が発生することもあります。そのため、担当者に実際の現場を見てもらい、詳細な見積りをもらうのが理想的です。現場に来てもらうのが難しい場合は、オフィスの正確な広さや状況を伝えるようにしましょう。

清掃の日時の希望を事前に共有

清掃時間や曜日に関して特定の希望や制約がある場合は、見積り時に必ず伝えておきましょう。
例えば:

  • 従業員の出勤前に清掃を済ませてほしい
  • 昼休みまでに休憩室は清掃を終わらせてほしい

これらの希望を確認しておくことで、実際に日常清掃が始まった後にトラブルや不便が生じるのを防ぐことができます。


見積書の内容は細かいところまで確認しよう

先ほども触れましたが、見積書に記載された内容が「基本料金」や「オフィス清掃一式」のようにひとまとめになっている場合、中身を確認しておくことが重要です
詳細が記載されていれば問題ありませんが、特に記載がない場合は、以下の点を確認しておきましょう。

「一式」に含まれる内容を確認する

「一式」の中に具体的に何が含まれているのかを確認することで、後々のトラブルを防ぐことができます。
例えば:

  • 掃除道具の準備費用は含まれているか
  • トイレ掃除の頻度(週2回なのか3回なのか)。
  • 通路掃除の内容(掃き掃除だけなのか、モップ掛けも含むのか)。

細かい点についても確認しておくと安心です。

「清掃1時間〇〇円」の場合

「オフィス清掃1時間〇〇円」と記載されている場合は、以下をざっくり把握しておきましょう:

  • 1時間でどの程度の清掃が可能か
  • 希望する清掃内容がどのくらいの時間で仕上がるか

例えば、1時間で終わると思っていた清掃が3時間かかった場合、料金が想定の3倍になる可能性があります。汚れ具合によって時間が変動することはありますが、極端に差が出ると困るため、事前に目安の時間を聞いておくと安心です。


見積り内容に納得した上で契約しましょう!

以上、日常清掃の見積りをしてもらう際に注意するべきポイントについてお話してきました。見積書は内容に見落としがないようしっかりと確認して、納得した上で契約するようにしましょう。

疑問や不安を抱えたまま契約してしまうと、実際に日常清掃サービスがスタートしてから「こんなはずじゃなかった」とトラブルに発展する危険があります。少しでも疑問に思ったことは清掃会社に確認してください。トラブルを回避するために、必ず内容と金額にきちんと納得してから契約するようにしてくださいね。

この記事を書いた人

Hashimoto