オフィスのごみを減らすには?環境にも社員にもやさしいごみ削減のススメ

オフィスのごみをゼロにするのは難しくても、会社全体で取り組むことで、大きく削減することは可能です。改めて、ごみ削減のメリットと実践方法を見直してみませんか?
オフィスのごみ削減が企業にもたらす5つの効果
多くの企業がオフィスのごみ削減に取り組んでいるのはなぜでしょうか。次のような理由があります。
企業としての社会的責任(CSR)
昨今、企業は利益だけを追求していればよいわけではありません。社会的責任(CSR)も求められています。オフィスのごみの削減は、その中の1つ「環境保護活動」の一環として取り組みやすい課題です。
企業のイメージアップ
CSR活動を推進しているということは、企業のイメージアップにつながります。
経費削減
たとえばペーパーレスのように、ごみを削減する取り組みは資源の無駄遣いを防ぎ、経費削減にも直結します。
オフィス環境の改善
オフィスからごみが減ることで、オフィスは無駄なものがなく片付けやすい環境になります。
社員の意識が向上する
普段からごみの削減に取り組むことで、社員の環境に対する意識が向上します。
オフィスのごみを削減するための取り組み

オフィスのごみを削減するためには、ごみをなるべく出さないことと、出たごみを再利用してごみにしないことが大切です。そのためにできることを、【会社として取り組むこと】と【社員一人一人が取り組むこと】それぞれ具体例を挙げて説明します。
※取り組みの一例です。会社に合うかどうかを考慮して取り入れてください。
会社として取り組むこと
ペーパーレスを推奨する
従来のオフィスから出るごみで最も多いのは紙ごみでした。そのためオフィスの紙ごみを減らすことは、ごみの削減にとても効果があります。オフィスの紙ごみを削減するためには、会社として書類のデジタル化を推奨し、紙ベースの書類を減らすことが欠かせません。
シュレッダー後のものも含めて紙類を回収してくれる業者を手配する
オフィスで使用する書類は、機密情報・個人情報などが記載されていることが多くあります。それらの書類は、裏紙を使用するわけにも、そのまま古紙回収に出すわけにもいかず、シュレッダーにかけますよね。シュレッダーごみもリサイクル回収してくれる業者を手配すれば、資源として再利用されます。
OA機器はリースを活用する
OA機器は購入ではなくリースにすることで、契約満了後に引き取ってもらえるため、自社での処分が不要になります。また、メンテナンス付きの契約であれば、故障時の修理対応も受けられます。
分別ボックスを設置して、ごみの分別を徹底する
分別ボックスを設置すると、社員自身でごみを分別することができます。ごみの分別を徹底することで、廃棄するだけだったごみが資源としてリサイクルされます。紙類、プラスチック、びん、缶、金属、電池など細かく分別すればリサイクル率が上がります。
社内でのペットボトルや缶入り飲料の販売をやめる
ペットボトルや缶入りの飲料は持ち運びもできて便利ですが、飲み終わった後の容器はごみになってしまいます。思い切って社内での販売をやめると、ペットボトルや缶のごみを減らすことができます。
ティーサーバーやコーヒーサーバーを設置する
ペットボトルや缶入り飲料販売の代わりに、ティーサーバーやコーヒーサーバーを設置すると、社員の満足度を保ちつつごみを減らせます。社員が各自のコーヒーカップやタンブラーを使用することで、ごみの発生を抑えられます。
生ごみコンポストを導入する
オフィスの生ごみは、お弁当の食べ残しやお茶がら・コーヒーかすなど意外と多いです。コンポストを導入して堆肥にすれば、生ごみを削減することができます。
レンタル掃除道具を使用する
掃除道具を手入れする手間を省くために使い捨ての掃除道具を使用することがありますが、ごみを削減するには不向きです。レンタル掃除道具を使用すれば、手入れはレンタル業者が行ってくれるため、手間を省きながらごみの削減もできます。
社員一人一人が取り組むこと
両面印刷や裏紙活用を積極的に取り入れる
社外に提出する書類は無理ですが、社内掲示の書類や個人・部署内で使用する文書は、両面印刷したり裏紙を使用すると紙の使用量を減らすことができます。使用量が減れば当然廃棄する紙の量も減りますね。
文房具などの使い捨てを控える
ペンはレフィルのあるものを使用すれば、本体は長く使い続けることができます。なるべく使い捨てにせず、中身を詰め替えたり交換したりして使用すると、廃棄を減らすことができます。
不要品はリサイクルする
不要になったものは、廃棄せずに必要な人に譲ったりリサイクルショップに持ち込めばごみになりません。
食品ロスを減らす
お弁当を買うときは食べられる量だけを買うなど気をつけて、食べ残しを減らせば生ごみの削減になります。食品ロスを減らすことは社会的にも意義のあることです。
マイカップ・マイタンブラー・マイ箸などを使用する
社内での飲食は、マイカップやマイ箸などを使えば、紙コップや割り箸などの使い捨てごみを削減できます。コーヒーショップなどでもマイタンブラーを持参すれば、ごみの発生を抑えられます。
エコバッグを携帯する
エコバッグがあれば、コンビニやスーパーでビニール袋をもらわずに済みます。オフィスに持ち込むごみの削減になるだけでなく、海洋ごみ問題など環境問題に対する取り組みにもなります。
最初は少し手間に感じるかもしれませんが、慣れてしまえば難しいことではありません。日常的にごみ削減を意識することで、環境への関心が高まり、社員一人ひとりの意識や行動にも良い変化が生まれます。
オフィスのごみを削減するために大切なことは2つです。
- ごみになり得るものを減らすこと
- 出たごみをリユース・リデュース・リサイクル(3R)して再利用すること
会社としてできること、社員一人一人にできることを改めて見直してみませんか。会社全体で取り組めば、オフィスのごみをゼロに近づけることができますよ。
