オフィス清掃の内製・外注が向いているケースを解説!6項目の比較表付

オフィスの日常清掃を検討する場合、社員で内製すべきか、清掃業者に外注すべきか、悩みますよね。
どちらにもメリットとデメリットがあるため、自社の清掃ニーズや予算、現状課題に合わせた見極めが大切です。
本記事では、オフィス日常清掃の内製と外注を6つの項目で比較し、それぞれが向いているケースを紹介します。
それぞれのメリット・デメリットを知りたい方や、オフィス清掃の外注化を検討している企業は、ぜひ最後までご覧ください。
オフィス清掃の内製・外注の比較一覧
オフィスの日常清掃を内製・外注どちらにするかによって、コストや清掃品質、セキュリティリスクなどにさまざまな違いが生じます。
具体的な違いは、以下のとおりです。
| 比較項目 | 内製(社員対応) | 外注(清掃業者) |
| コスト | 人件費が実質的な清掃コストに含まれる | 委託費用が発生するが、清掃コストを固定費として管理しやすい |
| 清掃品質の安定性 | 運用の工夫により、品質が安定 | 作業マニュアルや品質チェック体制により、一定の品質が維持される |
| 継続性 | 繁忙期や人員異動の影響を受けなければ安定 | 契約内容に基づき、計画的に実施される |
| 管理工数 | 当番表作成や備品管理、社内調整などの運用が必要 | 作業範囲や日程を契約で定めるため、社内管理は比較的シンプル |
| 社員の業務負担 | 清掃作業の負担が発生 | 清掃業務を切り分けると、清掃業務以外に集中しやすい |
| セキュリティ面 | 外部の入退室がないため、安全 | 入退室ルールや契約条件により徹底した管理が必要 |
内製は社員への負担がかかる一方で、委託コストやセキュリティリスクを抑えられます。
対して、外注は費用が発生するものの、清潔な環境を長期的に維持でき、業務効率の向上や管理負担軽減につながります。
導入する際は、業務生産性や建物の資産価値への影響も含めて判断することで、より合理的な選択が可能です。
内製が向いているオフィスの特徴
内製は、社員の協力体制やルール整備が前提となる運用方法です。
そのため、清掃範囲が限定的な場合や社員のリソースに余裕がある場合は、内製に向いています。
以下では、日常清掃の内製化が進みやすいオフィスの特徴を紹介します。
清掃範囲がワンフロアやコンパクトなエリア
日常清掃の対象がワンフロアのみの場合やコンパクトなエリアの場合は、内製化に適した条件です。
作業範囲が限定的な場合は、清掃にかかる時間や工数も少なく済み、社員への負担を抑えられます。
また、役割分担もシンプルに設計でき、当番制や清掃ルールの運用も比較的スムーズな定着が期待できます。
ただし、清掃箇所の規模は判断基準の一つにすぎません。
オフィスの利用頻度や清掃に求める品質などを総合的に踏まえて検討することが大切です。
オフィス清掃を効率化するコツについて知りたい方は、以下をご覧ください。
▶ 忙しくてもできる!オフィス清掃のコツと場所別の掃除法
簡易的な清掃で十分
チェック項目を明確にし、仕組みとして定着できると、内製化でも整ったオフィス環境を維持できます。
床の軽い掃除やゴミ回収、デスク周りの整理など、簡易的な掃除で十分な場合は内製に向いています。
作業内容がシンプルでマニュアル化しやすいうえに、業務への影響が小さいためです。
特に、業務内容がデスクワーク中心で汚れが発生しにくい環境であれば、清掃の頻度も最小限に抑えられます。
ただし、社員任せにすると清掃が後回しになる可能性があるため、運用を属人化させない工夫が必要です。
例えば、5S活動(整理・整頓・清掃・清潔・しつけ)をベースにルール化できると、内製でも安定した運用が可能です。
参考:参考 5Sチェックリスト☑の例|神奈川労働局ホームページより
清掃に割ける時間的余裕がある
社員が業務の中で日常清掃の時間を確保できる場合は、内製でも無理なく継続できます。
特に、アイドルタイムがある場合や人員に余力がある場合など、清掃時間をスケジュールに組み込める環境であれば、業務との両立が可能です。
このケースでは、繁忙期や突発的な人員不足の状況でも、清掃が後回しにならない仕組みがあるかどうかが、内製可否の判断ポイントです。
例えば、定期点検日などの抜け漏れを防ぐ仕組みや、担当者が不在の場合でも対応できる予備担当制度がある場合は、内製化を進められます。
このように、時間的な余裕と仕組みの両方が整っている場合は内製でも安定した運用が実現します。
外注が向いているオフィスの特徴
オフィスの日常清掃を外注すると、ブランディングや衛生管理、業務効率の面でメリットがあります。
自社にクリーンなイメージを持たせたい場合や来客が多い場合、業務への支障を最小限にしたい場合は、外部の清掃業者を活用するとよいでしょう。
以下では、外注が向いているオフィスの特徴を詳しく紹介します。
オフィス清掃を外注するメリットやコストについて知りたい方は、以下をご覧ください。
▶ オフィス清掃は従業員でする?清掃会社に外注するメリットは?
来客・面接・商談が多い
オフィスの清潔感は、企業イメージや信頼性に直結する要素です。
そのため、来客や採用面接、商談が頻繁に行われる企業では、清潔な環境を維持する必要があります。
こうした企業では、外注の活用が向いています。
急な来客のたびに社員が慌てて清掃する必要がないうえに、整った空間を常に保てるからです。
特に、来客が利用するエントランスや会議室、トイレなどの印象は、企業の第一印象を左右します。
これらのエリアだけでも外注を導入すれば、「細部まで配慮できる会社」「管理が行き届いた信頼できる企業」など好印象を与えられます。
衛生管理を重視したい
ブランディングや労働環境の整備のために、衛生管理を重視したい場合は、清掃業者に任せるほうが安心です。
清掃業者はホコリが溜まるポイントや汚れやすい場所を熟知しているため、見落としがちな場所まで含めて清掃を徹底し、衛生リスクを抑えられます。
また、感染症対策や除菌対応が必要な場合も、外注すると柔軟に対応してもらえます。
社員や利用者にとって安全・安心な環境を整えたい場合は、清掃業者へ委託するとよいでしょう。
社員の業務効率を下げたくない
清掃を内製すると、業務に充てる時間が削られます。
特に人員が限られている組織では、わずかな清掃時間でも積み重なると、生産性に影響します。
社員が売上創出や顧客対応などのコア業務に集中できる環境を重視する場合、日常清掃の外注を検討しましょう。
日々行う必要がある日常清掃を清掃業者に任せることで、社員は本来注力すべき業務に時間とリソースを充てられます。
また、清掃当番の調整や実施確認などの管理工数も削減されるため、管理職の負担軽減も可能です。
間接業務を切り分けて専門業者に委ねることで、組織全体の業務効率と生産性の向上が期待できます。
オフィス清掃の外注化がもたらす業務面への効果は、以下をご覧ください。
▶ オフィス清掃は外注でどうなる?業務や経営面の変化を解説
オフィスにおける日常清掃の内製・外注を検討する際は、コストだけでなく、業務効率や清掃品質、継続性まで含め、総合的に判断することが重要です。
社員数やオフィス規模、来客頻度など、さまざまな条件によって最適解は変わります。
判断に迷う場合は、衛生管理を重視したいトイレ清掃や床清掃のみなど、部分的な外注から始めるのも一つの方法です。
段階的に導入することで、自社に合った最適な清掃体制を無理なく構築できます。






